こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。
このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアについて紹介しています。
今回は、
冬キャンプに持って行く必需品を教えて欲しい!
忘れ物や足りない物が無いか心配だわ…。
そんな質問にお答えしていきます。
記事の内容:
- 冬キャンプの注意点
- 冬キャンプの持ち物リスト
- 冬キャンプの魅力
<プロフィール>
- キャンプ歴2013年~
- 冬キャンプ & 焚火好き
- テント泊計100泊以上
先に結論からお伝えしておきます。
通常のキャンプ用品とは別に、下記の6点が冬キャンプの必需品になります。
- 暖房器具
- 湯たんぽ
- 冬用シュラフ
- 防寒着
- ゴム手袋
- ホッカイロ
この記事を読んでいる方は、きっと初めての冬キャンプが目前まで近づいてきているか、ゆくゆくは冬キャンプにチャレンジしてみたいとお考えのキャンパーさんだと思います。
そんな期待と不安の入り混じったキャンパーさんの為に、冬キャンプに必要な持ち物を厳選しました。
ぜひ最後まで読んでいって下さい。
それでは、早速参りましょう。
冬キャンプの注意点
持ち物を紹介する前に、冬キャンプに挑戦する時の注意点についておさらいしておきましょう。
最近は、キャンプ経験無しでいきなり冬キャンプに行かれる方もいらっしゃいますが、危ないのでやめておいた方がいいと思います。
特に、電源なしの冬キャンプは中級者以上のキャンプ経験が必要になってきます。
冬キャンプには、危険が一杯だと認識した上で準備をするようにしてください。
冬キャンプのリスクについて詳しくは↓
冬キャンプ初心者は、電源サイトかコテージ泊を選択しましょう!
冬キャンプの持ち物(必需品)
基本的なキャンプ用品の持ち物リストについては、下記の記事を参考にしてください。
前置きが長くなってしまいましたが、ここからが冬キャンプに必要な6つの必需品になります。
- 暖房器具
- 湯たんぽ
- 冬用シュラフ
- 防寒着
- ゴム手袋
- ホッカイロ
順番に紹介していきます。
暖房器具
テント内での火気の使用は、ほとんどのメーカーで禁止されているので使用する場合は自己責任でお願いします。
電源サイトの場合
電源サイトを予約されている方は、ホットカーペットや自宅で使用している石油ファンヒーターなどの暖房器具をもって行きましょう。
使用の際は、消費電力に注意が必要です。
1サイトの容量は10A〜20Aの電源サイトが多く、容量をオーバーすると電気による事故を未然に防ぐためブレーカーが落ちる仕組みになっています。
一人暮らしでは20A〜30A、家族のいる家庭では40A〜60Aがだいたいの目安です。
引用元:冬の電源サイトは容量の上限A(アンペア)とW(ワット)に注意|キャンプ GO! (camp-cooking.jp)
A(アンペア)とW(ワット)については、
- 10A=1,000W
- 20A=2,000W
- 30A=3,000W
となっています。
参考までに↓
セラミックファンヒーターの消費電力が、弱で500~800W、強で1,000~1,200W。
電気カーペットの消費電力は、大きさにもよりますが3畳用くらいで500~700W。
使用する電化製品の消費電力は、出発前に確認しておいてください。
電源無しの場合
サイトに電源が無い場合は、カセットストーブや石油ストーブなどを準備します。
石油ストーブを使用するなら、一酸化炭素チェッカーもお忘れなく!
薪ストーブは上級者向けで、組み立てや持ち運びも大変なので初心者向ではないので注意が必要です。
ソロキャンプであれば、カセットストーブでも寒さを凌ぐことは出来るかもしれませんが、大人数で暖かさを求めるのであれば石油ストーブの方が優れています。
「焚火をして暖まれば大丈夫!」なんて甘い考えは捨てましょう。
石油ストーブについての記事は↓
湯たんぽ
湯たんぽが有るのと無いのとでは、寝るときの寒さに対する安心感が全然違います。
コスパ最強ですね!
*低温やけどに注意して使ってください。
冬用シュラフ
おそらく冬キャンプでの一番の心配は、夜寝るときの寒さですよね。
はっきりお伝えしておきます。
寝る時めちゃくちゃ寒いです。
自宅の寒さとは比べ物になりません。
なので、冬用のシュラフを用意することをおすすめします。
冬用のシュラフを購入の際は、メーカー推奨の温度帯表示から5度~10度くらいの余裕が欲しいですね。
いきなり家族分の冬用シュラフの出費は家計へのダメージが大きいので、場所にもよりますが電源サイトであればシュラフの2枚重ねでも行く事は可能です。
詳しくは↓
防寒着
ダウンジャケットなど防風性の高いアウターを1枚持って行きましょう。
重ね着をしていても、
風を通す素材だと寒さ対策としては不十分です。
最近は、ワークマンなどでもキャンプ向けのお値打ちな商品が多く出ているので、高価なダウンジャケットをキャンプに持っていくのに抵抗がある方は探してみてください。
ただし、人気の商品は売り切れてしまうので早めに準備しておく必要があります。
ゴム手袋
ゴム手袋?なんで?
炊事場でのお皿洗いの時に使います。
冬のキンキンに冷えた水道水で食事後のお皿洗いを素手で行うのはかなりキツイです。
冷たいを通り越して痛いくらいなので、ゴム手袋を付けて作業するのが◎。
高規格のキャンプ場では、お湯の出るところもありますが、数カ所に限られていたりして順番待ちをすることも多々あります。
ホッカイロ
いざという時の為にホッカイロは持って行きましょう。
使うまでもない時は開封しなければいいだけなので、お守りだと思って準備しておくことをおすすめします。
冬キャンプの魅力
人が少ない
冬キャンプブームで冬もキャンプをする人が増えたとはいえ、夏の混雑したサイトの状況と比べると格段に落ち着いています。
年越しキャンプなどのイベント時期や、高規格キャンプ場と言われる人気のキャンプ場以外は案外空いていたりします。
穴場のキャンプ場の探し方については↓
虫が少ない
虫嫌いな方に冬キャンプは本当におすすめです!
春~秋のキャンプで、虫に怯えながら過ごしていたキャンパーさんには最高の季節ですね。
景色が綺麗
冬は空気が澄んでいるので、景色が綺麗にみえます。
天体観測にも最適です↓
天体観測を妨げる要因の一つに水蒸気があり、水蒸気が多いと大気が霞み、空の透明度が下がります。水蒸気が少ないということは、大気の透過率が高いということなので、大気中の水蒸気が少ない乾燥した冬にこそ星がよく見えるのです。寒さの辛い冬ですが、天体観測には適しているのです。
引用元:冬に星がよく見えるのはなぜ? – 株式会社 気象サービス (weather-service.co.jp)
*天体観測などをする場合には、寒さ対策は忘れずに用意しておきましょう。
汗でベタベタしない
夏は設営や撤収の時になると、滝のように流れてきた汗も冬キャンプでは無縁です。
少し動くと汗ばむこともありますが、基本的には汗で体がベタベタして不快レベルMAXになる様なことは、ほとんど有りません。
ですが、子供は暴れ回って戻ってくると汗でビショビショのことも有るので、着替えは余分に持って行くようにしましょう。
まとめ
本記事では、冬キャンプの必需品について紹介してきました。
おさらいです。
<冬キャンプの必需品6点>
- 暖房器具
- 湯たんぽ
- 冬用シュラフ
- 防寒着
- ゴム手袋
- ホッカイロ
キャンプの基本的な持ち物に、上記の6点を追加して冬キャンプを楽しい思い出に出来るように準備していきましょう。
本記事を読んで、冬キャンプのハードルを高いと感じた方がいれば、まずはコテージ泊から挑戦してください。
コテージ泊について詳しくは↓
以上 最後までお付き合いありがとうございました。
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