こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。
このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアについて紹介しています。
今回は、
週末のキャンプが雨予報だ!
雨対策を教えて欲しい。
そんな質問にお答えしていきます。
記事の内容:
- 雨でキャンセル料は必要なの?
- 雨の失敗談や準備について知りたい
- 雨キャンプの魅力って何?
※筆者の紹介
キャンプ歴2013年~
計100泊以上です
何ヶ月も前から予約していたキャンプの予定が雨予報になる事は、キャンプの回数を重ねていけば普通に経験することだと思います。
そんな時、簡単に予約をキャンセルすることが出来ないキャンパーさんは多いはずです。
もちろん台風クラスの雨や豪雨予報ではキャンセルするべきですが、少々の雨くらいであれば全然問題なくキャンプに行くことが出来るので是非一度「雨キャンプ」にチャレンジしてみてください。
*川沿いのキャンプ場などは上流で大雨が降っている場合いもあるので、迷ったらキャンプ場に相談するのが一番です。
それでは本題に参りましょう。
予約のキャンセル
キャンセルの判断
まずは、本当に雨キャンプにチャレンジするのか判断をしなくてはなりません。
1人だけ行く気になっていても、家族全員反対していたのでは絶対に楽しいキャンプにはならないので、そんな時は諦めてキャンセルしてください。
ちなみにですが、我が家の判断の基準は1泊2日の場合は2日間雨予報であればキャンセルの検討に入ります。(雨の量にもよります)
1日だけの雨予報であれば、午前中で雨があがり午後から晴れ間が広がったり、逆に朝からの雨予報が昼から降り出したりもするので雨キャンプを決行することが多いです。
無理して行くと思わぬ事故に見舞われたりもするので、天気予報の情報をもとに判断するようにしましょう。
キャンセル料について
基本的には、雨での当日キャンセルの場合は、キャンセル料が発生します。
予約した時に何日前からキャンセル料が発生するのか確認しておきましょう。
台風や豪雨、コロナウイルス等で緊急事態宣言が発令された場合などは、キャンプ場から中止の連絡が入る場合もありますがその時は料金は発生しません。
当然ですが、
ご自身での都合でキャンセルの時は必ず連絡しましょう。
雨キャンプでの失敗談
ペグが抜けた
雨上がりで風が吹いてきて、地面が柔らかくなっていたこともありペグが抜けて飛んでいった経験があります。
この時はまだテント購入時のピンペグを使用していたので、ペグの長さが足りなかったと反省してペグ買い替えのキッカケになっています。
周りに人がいなくて本当に助かりました。
ペグの使い方についての記事は↓
跳ね上げ部分に雨が溜まる
初めての雨キャンプでの出来事ですが、テントの跳ね上げ部分に水が溜まり重みで跳ね上げ部分が倒壊しました。
写真の赤丸部分に水が溜まりやすいので、跳ね上げ部分を少し傾けて水が溜まらないようにする工夫が必要になります。
片側から水を落としていく感じになります。
前室のスペースがぐちゃぐちゃ
夜に雨が降っていて朝起きたら前室のスペースに水たまりが出来ていて、靴が濡れてしまい大変でした。
跳ね上げ部分を閉じて就寝しましたが、どうやら写真の赤い矢印の部分から水が浸入してきてしまったみたいです。
サイトによって水のたまりやすい場所があるので、設営時は注意しましょう。
地面が低くなっているとその部分に水が流れてきてしまいます。
一緒にキャンプに行く友人も全く同じ経験をしたことがあるみたいです。
雨降りでキャンセルが多数でているようであれば、管理人さんに相談してサイトの変更をお願いしてみるのも有りです。
雨キャンプの準備・撤収
耐水圧の確認
テントやタープの耐水圧の確認をしましょう。
テントの耐水圧とは、簡単に言うと「テントがどれだけの水に耐えることが出来るか」という性能を数値化したものです。
一般的なテントで、1,500㎜~2,000㎜くらいです。
テントの耐水圧について詳しくは↓
コットンやT/Cの素材については極端に低い値になっていますが、テントの性質上仕方ありません。
コットンの場合は水を吸収して膨張するため、350mmの耐水圧でもある程度の雨なら耐えることが出来ます。
自分のテントがどれくらいの雨なら耐えられるのか把握しておきましょう。
雨具・着替え
当然ですが雨のキャンプでは傘やレインウエアは必須です。
テントやタープの設営・撤収の時は両手を使うのでレインウエアを着て行いましょう。
レインウエアを着てテントを設営すると思った以上に多くの汗をかくので、着替え等も余分に持って行くようにしてください。
「傘は必要なの?」と思うかもしれませんが、トイレや洗い物、管理棟に用事があるときに毎回レインウエアを着るのは面倒なので傘があると便利です。
撤収時の袋を用意
濡れた服やテント、雨具等を入れる大きなビニールの袋が数枚必要になります。
撤収の時に濡れたものを入れて、車に積み込んでいかないと濡らしたくないものまで一緒に濡れてしまうからです。
大型テントの場合は、枚数を多く用意しておきましょう。
我が家は90ℓのゴミ袋を常にキャンプの道具箱に入れてあります。
乾燥
後日で良いので濡れたキャンプギアは必ず乾燥させてから保管するようにしてください。
特にテントやタープは使用できる期間に大きく関係してくるので長く使いたいのであれば絶対に忘れないように乾燥させましょう。
テントの寿命については↓
雨キャンプの魅力
混雑しない
人気のキャンプ場でも雨だとさすがにお客さんも減少するので、フリーサイトで混雑するストレスからは解放されます。
また、グループでのキャンプは特に少なくなるので静かな時間が多くなります。
普段は奪い合うようなスペースを広々と使えるので嬉しいですよね。
スキルが上がる
雨のキャンプを経験すると、間違いなくキャンプのスキルが爆上がります。
晴れた日のキャンプでは経験することのない問題等も起きることもありますが、その1つ1つの問題に対処することで知らない間にスキルアップしてます。
ケガや体調を崩すなどのトラブルは避けるべきですが、小さな問題であれば楽しんで解決していくぐらいの心の準備が必要です。
まとめ
快晴のキャンプが一番気持ちがいいのは間違いありませんが、自然を相手にして遊んでいれば雨が降る事も当然のようにあります。
そんな時でも、慌てずに対処出来たら「かっこいい」ですよね。
そのためには準備をしっかりして雨キャンプにチャレンジしてみてください。
最初は失敗することもあると思いますが、安全第一で楽しく乗り越えていきましょう。
以上 最後までお付き合いありがとうございました。