こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。
このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアについて紹介しています。
今回は、
ワンポールテントは本当に風に強いの?
実際に使っている人の意見が聞きたい。
そんな質問にお答えしていきます。
記事の内容:
- ワンポールテントとは
- 耐風性について
- 山岳テントとの比較
*筆者の紹介
キャンプ歴2013年~
計100泊以上です
ワンポールテントが受ける風の影響について解説していきます。
私自身が、小川のピルツを30泊以上使用してきているので、ユーザーの意見として参考にしてください。
いきなりですが結論からどうぞ↓
ワンポールテントは円錐形をしており、風を上手く受け流す構造になっている為、一般的には風に強いとされています。
じゃあなぜ、動画やSNSでワンポールテントの強度を心配してるの?
SNS上では、強度の心配をされているキャンパーさんも多いので、詳しく解説していきます。
それでは、早速参りましょう。
ワンポールテントとは
ワンポールテントとは、
テントの中央に1本のポールを立てた円錐形のテントの事です。
とんがり屋根が特徴です。
設営が簡単で、土間スタイルやお座敷スタイル、インナーテントの取り付けの有無など様々なシーンで、アレンジして使うことが出来るので人気のテントとなっています。
設営もペグを打ち込んで、ポールを起こして、ガイロープを張れば完成するので取り扱いが簡単な点も魅力です。
では、そんなワンポールテントの気になる耐風性についてみていきましょう。
耐風性について
冒頭でお伝えした様に、ワンポールテントは風に強いとされています。
実際に、突風で他のキャンパーさんのテントが倒壊したときも、我が家のピルツは無事に乗り切ることが出来ました。
ですが、
ポールの材質、ポールの径、ガイロープ(張り網)の数、ペグの強度と長さ、スカートの有無、地面の状態、風速など使用環境によっても大きく変わってきます。
ポールの強度
私の使用しているピルツのポールは材質:スチール、 φ:32mmとなっています。
ワンポールテントの購入を検討されているキャンパーさんは、可能であれば店頭で商品を見せてもらうのが一番です。
明らかに他と比べて、径が細いポールは強度が心配です。
メーカーさんによって、
ポールの材質や径が異なるので注意して確認してみましょう。
また、ワンポールテントのポールが折れた画像や動画を私もいくつか拝見しましたが、一概にポールの強度だけの問題ではないような気もします。
ですが、
基本的には、強風時はキャンプを中止するようにしてください。
ガイロープ
テントに付属しているガイロープの数が多いと、テントが風を受けた時、1本のガイロープにかかる力を分散できます。
私の使っているピルツは8本ですが、10本以上付属しているテントもあるので購入時の参考にしてください。
ガイロープは、風が強くなってきてから張るのではなく、テント設営時に必ず一緒に張るようにしましょう。
ガイロープの張られていないテントが、突風で倒壊したのを実際に見たこともあります。
ガイロープの本数が多いと、大変ですが頑張って下さい。
ガイロープの張り方について詳しくは↓
ペグ
ペグの種類と長さに関しては、鍛造ペグの30cmぐらいの長さがあれば安心です。
私は、スノーピークのソリステ30と、村の鍛冶屋のエリステ28を使用しておりますが、強度で不安を感じたことはありません。
但し、
浜辺サイトの砂地は例外です。
TペグやVペグなど地面との設置面積の広い、30cm以上の長さのペグを用意する必要が有ります。
スカート/ボトム
スカートやボトム付きのテントだと、隙間風がテント内に入り込むのを防いでくれます。
ワンポールテントに限らずですが、スカート・ボトム付きのテントがおすすめです。
テント内に風が入り込んだ場合、テントの内側で風を受けてしまうような状態になってしまうので、テント全体に大きな力が加わります。
初代ドームテントで経験しましたが、
風が行き場を失いテント内で暴れる感じで、本当に怖かったです。
山岳テントとの比較
風に強いとされているテントの代表格が背の低い山岳テントです。
もちろん使用する環境は違いますが、実際に両方のテントを使ってみた感想は、山岳テントの方が耐風性に優れていると感じます。
ワンポールは、背が高いので風を受け流す構造になていても、強風下ではテント全体が揺れます。
それに対して、モンベルのステラリッジテントでは、風を受けて大きく揺れるようなことは、経験していません。
登山用のテントなので、少しくらいの風なら問題ないです。
まとめ
ワンポールテントは、背が高くても風を受け流す構造になっているので、風に強いとされています。
ポールの強度、ガイロープの数、ペグの強度や長さ、スカートやボトムの有無、地面の状態などに左右される点は注意して使って下さい。
それでは、魅力いっぱいのワンポールテントでキャンプに出かけてみましょう。
また、ペグの打ち込みが心配な方は↓
以上 最後までお付き合いありがとうございました。