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最近よく見るテントの素材【T/C】ってなに?特徴5つを詳しく解説

T/C素材テント

こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。

このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアを紹介していきます。

今回は、

キャンパー

テントの素材「T/C」ってなんだ?

悩む女性

誰か詳しく教えて!

そんな質問にお答えしていきます。

記事の内容:

  • T/C素材とは
  • T/C素材の特徴
  • おすすめのT/C素材のテント

※筆者の紹介

たじたじ

キャンプ歴2013年~
計100泊以上です。

最初に結論からどうぞ。

テントで使われるT/C素材とは、ポリコットンの事を指します。

馴染みのないポリコットンって言われてもあまりピンとこないですよね。

ポリコットンとは、ポリエステル(化学繊維)コットン(天然繊維)の混紡素材の事になります。

それでは、ポリコットンについて詳しく見ていきましょう。

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目次

T/C素材(ポリコットン)について

ポリコットンのテント画像

T/C素材はポリエステルとコットンの混紡素材であることは先程お伝えした通りです。

だけど、それだけじゃあ何が良いのかわからないのでポリエステルコットンのそれぞれの特徴をを比較してみます。

ポリエステルコットン
火に弱い火に強い
雨に強い雨に弱い
結露が発生しやすい結露が発生しにくい
乾きやすい乾きにくい
重量が軽い重量が重い
価格が安い価格が高い
たじたじ

それぞれの特徴が正反対ですよね!

では、混紡素材とはどういうものなのかというと

2種類以上の異なったステープル(短繊維)を混ぜ合わせて紡績することを言います。天然繊維同士、化学繊維と天然繊維との組み合わせなどさまざまなバリエーションがあるのですが、種類の違う繊維の長所を取り入れて、品質面や機能面などで優れた糸を作り出すのが目的です。

引用元:混紡|日本化学繊維協会(化繊協会) (jcfa.gr.jp)

となっています。

ポリエステルは他の繊維となじみやすい特徴があるので、混紡すると互いの長所を生かしながら短所を消し合うことが可能になります。

比率

ポリエステルとコットンの比率ですが一般的にポリエステル65%、コットン35%が多いです。

稀にポリエステル35%、コットン65%の素材もありますが、どうしてもコットンの特徴が強く出てしまうみたいです。

その辺りは好みの問題なので、コットンに近い方がよければコットンの比率の高い物を選んでください。

T/C素材5つの特徴

3つのメリット

<メリット>

  1. 結露軽減
  2. 火に強い
  3. テントの寿命が長い

結露軽減

たじたじ

結露の発生を抑えることが出来ます。

完全に抑えることは無理ですが、ポリエステルのテントと比べたら差は歴然です。

特に冬キャンプになると、コットンやT/C(ポリコットン)素材のテントがサイトに多く並ぶのは、そういった理由からです。

結露についての記事は↓

火に強い

難燃性に優れていて、火に強い特徴があります。

とはいえ、コットン100%の生地と比べると劣りますので注意してください。

焚火は念の為、少し距離をとって楽しんでください。

テントの寿命が長い

生地ににポリウレタン等のコーティングが施されていなければ、テントの生地自体の寿命はポリエステルのテントと比べるとかなり長くなります。

*生地にポリウレタン等のコーティングが施されていると、加水分解が起こるのでテントの寿命は短くなります。

たじたじ

購入時は生地にコーティングがされているか確認しましょう。

加水分解についての記事は↓

2つのデメリット

<デメリット>

  1. 乾燥に時間がかかる
  2. 重い

乾燥に時間がかかる

吸水性に優れている反面、吸った水分をすぐに蒸発させることが難しいので乾燥には時間がかかります

おまけに、カビやすいのでしっかりと乾燥させないとカビが生えてきます。

ポリエステルのテントでも乾燥させないと加水分解が起きてテントの寿命を縮めることになるので一緒なんですが、乾燥に時間がかかるのが厄介な点ですね。

重い

T/C(ポリコットン)はコットン100%よりは軽いとの情報はよく目にしますが、我が家のポリエステルのピルツ19ですらポールを含め19.4kgになるます。

大型テントのT/C(ポリコットン)素材であれば20kgは超えてきますので注意してください。

たじたじ

自宅裏の倉庫から駐車場まで運ぶのも大変です。

おすすめのT/C素材のテント

テンマクデザイン・サーカスT/C DX

T/C素材の代名詞と言えるサーカスT/Cが2022年1月で生産終了して、DXモデルに生産を集中していくことになりました。

DXは出入り口にサイドフラップがあるので跳ね上げることで利便性が増しています。

たじたじ

1人~2人でのキャンプにはおすすめです。

オガワキャンパル・アポロンT/C

楽天ビック(ビックカメラ×楽天)
¥127,940 (2024/12/17 04:45時点 | 楽天市場調べ)

ogawaの人気テント・アポロンのT/C素材です。

最大の特徴が左右対称であるのと、インナーテントの吊り下げる位置も前後関係なく設置できる点です。

設営時の出入り口の向き等のストレスを解消してくれます。

たじたじ

よく出入り口の向きで揉めるのできっと助かりますよね。

まとめ

ポリエステルコットンの両方の特性を生かした、T/C(ポリコットン)素材はこれから主流になっていくでしょう。

その要因に、冬キャンプを楽しむ層が増えたのも関係しているのではないかと思います。

これから四季を通してキャンプをする予定があるのなら、是非T/C(ポリコットン)素材のテントの購入を検討してみてください。

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以上 最後までありがとうございました。

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