こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。
このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアについて紹介しています。
今回は、
タープの張り方を教えて欲しい。
タープの種類についても教えて。
そんな質問にお答えしていきます。
記事の内容:
- タープの張り方
- タープの種類と特徴
- タープを選ぶときに気を付けること
※筆者の紹介
キャンプ歴2013年~
計100泊以上です
タープを張るのって大変だと思いませんか?
最初は不格好でシワシワになってしまったり、すぐに倒れてしまったりと私も苦労しました。
でも、
そこで、張り方で悩んでいるキャンパーさん向けに、基本の張り方から種類・購入時のポイントまでを詳しく解説していきます。
それでは、早速参りましょう。
タープの張り方
タープの役割
まずは張り方の前にタープの役割について確認していきましょう。
タープの主な役割は2つです。
①日差しを遮り日陰を作る
キャンプ場で1日中日差しを浴び続けるのは大変なので、タープで日陰部分を作ることでその下で快適に過ごすことが出来るようになります。
したがって、タープを張るときには必ず太陽の位置や動きを予測して張る位置や向きなどを考えるようにします。
②雨風をしのぐ
特に山奥のキャンプ場では突然雨が降ってくることもよくあります。
そんな時、タープがあると雨からサイトを守ってくれるので安心です。
また、タープによっては風よけの役割も担っているものも有ります。
道具の準備
- タープ(本体)
- ロープ(ガイロープ)
- ポール
- ペグ
- ペグハンマー
タープ、ロープ、ポールは一式で販売しているものもあれば、3点とも別々の場合もあるので購入の時は注意して下さい。
タープは風の影響を受けやすいので
ペグは長めのものを用意しましょう。
ペグについて詳しくは↓
張り方
タープの張り方は言葉で伝えるのは非常に難しいので、詳しくは下の動画を参考にしてください。
<ポイントは2つ>
- メインポールを使って距離をはかり先にペグを打つ位置を決める。
- ペグを打ち込んで、ガイロープをペグに引っかけた状態でポールを立てる。
実際に私も経験しましたが、上記2つのポイントで張り方のコツを簡単に習得出来てしまいます。
タープの種類
ヘキサタープ
<特徴>
- メインポール2本で設営出来る
- 開放感がある
- 日陰部分が少ない
- 設営が簡単
メインポール2本で設営できるので、コストの面でも助かります。
日陰の部分がレクタタープに比べると少なくなりますが、4人くらいまでの使用なら問題なく使えます。
レクタタープ
<特徴>
- メイン2本、サブ4本のポール
- 日陰部分が大きい
- 設営が手間
- 多彩なアレンジが可能
大人数での使用は日陰部分が大きく取れて、アレンジも出来るレクタタープが向いています。
基本はポールが6本となるのでタープ本体と合わせると持ち運びは大変です。
ウィングタープ
<特徴>
- 日陰部分が狭い
- 風に強い
- 軽量で持ち運びがラク
- 設営が簡単
1~2人で使用する場合は、軽くて設営も簡単でおすすめです。
小型で布の面積が少ないので風の影響を受けにくいが、その分日陰の面積も少ない。
スクリーンタープ
<特徴>
- 虫に悩まされない
- プライベート空間の確保が出来る
- 開放感がない
- 出入りが面倒
テントと連結することが出来るタイプのスクリーンタープも有ります。
連結することで、2ルームのように使うことも出来るので居住空間がかなり広くなります。
4面がメッシュやナイロンで囲まれているので虫の心配はなくなりますが、出入りするときにタープの中に虫を入れないように注意しましょう。
シェード
<特徴>
- 雨に弱い
- 狭い
- 価格が安い
- 設営が簡単
我が家の初キャンプは4本足のシェードと格安テントでデビューしましたが、基本的に耐水性は低いので泊りでのキャンプはおすすめ出来ません。
実際に途中で雨が降ってきて雨漏りしてきました。
日帰り等のBBQやデイキャンプで使用するようにしましょう。
タープの選び方
遮光性
タープは日差しを遮るのが主な使用目的となるので、より日陰の濃いタープの方が快適に過ごせます。
遮光性の高いタープを選ぶことをおすすめします。
遮光性は生地の厚み・強度などが関係してくるので「デニール」「タフタ」について知っておきましょう。
・デニール
デニールとは糸の太さ(重さ)を表す単位で「D」を使って表示します。
例:210D(デニール)
数字が大きい程タープ下の影は濃くなります。
・タフタ
タフタは繊維の密度を表していて、1平方インチ内の繊維の本数を「T」を使って表示します。
例:190T(タフタ)
数字が大きい程、生地の密度が高いので影が濃くなります。
サイズ
大きいタープの方が日陰部分が多くて快適に見えますが、設営が大変であったり、区画サイトの場合サイト内に収まらないなんてこともあります。
なので、タープのサイズを選ぶときには人数、サイトの広さ、保管場所等をよく考慮して選択するようにしてください。
自分のキャンプスタイルに合うのか冷静に判断しましょう。
素材
化学繊維・T/C・コットンの素材が現在の主流になってます。
それぞれに特徴があり、どの素材が優れているかは使用する環境によるので一概に優劣をつけることが出来ません。
使用する環境に適した素材を選ぶようにしましょう。
化学繊維(ポリエステル・ナイロン)
- ・軽量である。
- ・火に弱いので焚火の火の粉で穴が開きやすい。
- ・防水性に優れており、速乾性もある。
T/C(ポリコットン)
- ポリエステルとコットンの混紡素材
- 火の粉に強い(難燃性が高い)
- 化学繊維と比べると重い
- 化学繊維と比べると遮光性は高い
コットン
- 火の粉に強い(難燃性が高い)
- 遮光性が高いので日陰が濃い
- 重量がある
- 高価なものが多い
ポールの長さと太さ
長さ
ポールの長さ(高さ)については、一般的にメインポールは250cmくらいで、サブポールは180cmくらい必要だと言われています。
見た目の個人差も有るので、参考にしてもらう程度で大丈夫です。
長さが足りないと出入りがスムーズに出来ないのと、窮屈な感じがしてしまいます。
逆に長すぎるとタープのバランスが悪く少しの風で倒壊の危険がでてきます。
見た目のバランスと安全面の両方を考えましょう。
*タープは高低差をつけて傾斜に設営することで、雨などが降ってもタープの上に水が溜まりにくくなります。
太さ
ポールの太さは強度にも関わってくるので大切です。
特にメインポールは重要度が高いので、直径25㎜以上を選ぶようにしましょう。
また、大型タープやコットン素材など重量のあるタープの場合は、最低でも直径30㎜以上は必要になります。
ただし、
まとめ
タープはテントと同じくらい重要なキャンプギアになります。
理由は簡単、キャンプに行けば寝る時以外のほとんどがタープの下で過ごすことになるからです。
そんなタープだからこそ、どれにしようか迷ってしまいますよね。
そんなときは使用人数、使用する環境、テントとの兼ね合い等を含めて自分のキャンプスタイルに適したタープを選択するようにしてください。
そうすれば、
きっと最高のタープが見つかるはずです!
また、タープの下で過ごすには椅子が不可欠なので、まだの方は下の記事を参考にしてください。
》なぜ?キャンパーはヘリノックスのタクティカルチェアに惹かれるのか | たじたじの外遊び (tajitaji110.com)
以上 最後までお付き合いありがとうございました。