こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。
このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアについて紹介しています。
今回は
シュラフカバーって本当に必要なの?
そんな質問にお答えしていきます。
記事の内容:
- シュラフカバーとは
- 必要な方
- 必要無い方
<プロフィール>
- キャンプ歴2013年~
- 冬キャンプ & 焚火好き
- テント泊計100泊以上
最初に、結論からお伝えします。
シュラフカバーは、冬キャンプに行かないのであれば必要ありません。
厳密に言うと、冬キャンプでダウンシュラフ(防水使用でないもの)を使用する場合のみ必要になります。
理由等については詳しく解説していくので、ぜひ最後まで読んでいってください。
それでは、本題に参りましょう。
シュラフカバーとは
シュラフカバーとは、
文字通りシュラフの外側を覆って保護するカバーになります。
こんなのです↓
シュラフカバーの主な役割は、①保温機能と②防水機能になります。
役割その①:保温機能
シュラフの外側を覆うように使用するので、シュラフとシュラフカバーの間に空気の層が出来きて、保温性がアップします。
役割その②:防水機能
結露等の水濡れからシュラフを守ってくれる防水機能だけではなく、透湿機能にも優れた素材のシュラフカバーが一般的です。
水濡れによる保温性の低下を防ぐ役割を果たしています。
防水透湿性の優れた代表的な素材は、
ゴアテックスです。
後述しますが、特にダウンシュラフは水濡れに弱いので、注意しましょう。
シュラフカバーがいらない方
①化繊のダウンを使用している
化繊のシュラフ(ポリエステル素材)は、ダウンのシュラフとは違い水濡れに強いのが特徴です。
テント内に発生した結露の水滴が多少付着した程度では、保温性が低下するようなことはありません。
なので、
化繊のシュラフを使っているのであれば、シュラフカバーは必要ありません。
化繊のシュラフ↓
冬キャンプ対応の化繊シュラフ↓
②冬はキャンプに行かない
春~秋の暖かい時期であれば、もし仮に結露で多少濡れてしまうようなことになって、保温性が低下しても一晩中寒くて眠れないなんてことはないので安心してください。
なので、
冬キャンプに行かないのであれば、シュラフカバーは必要ありません。
体感温度は個人差があるので注意して下さい。
ですが、標高の高いキャンプ場や北海道などの寒い地域の場合は、最低気温とシュラフの下限温度を参考に判断しましょう。
シュラフカバーが必要な方
①シュラフの保温性アップ
現在使用しているシュラフの保温性を、出来るだけコストを抑えてアップさせたい場合には、シュラフカバーは有効な手段です。
ただし、飛躍的に保温性が向上するわけではないので注意しましょう。
②冬にダウンシュラフを使う
ダウンのシュラフは「水」に弱いため、結露等で濡れたりすると保温性が著しく低下します。
「結露ってなに?」って方はこちら↓
ダウン(羽毛)は、ふわっとした状態であれば、空気を羽毛の隙間に抱え込むことで、断熱・保温効果を発揮します。
しかし、濡れてぺしゃっとしてしまうと、空気を抱え込まなくなり、全く断熱・保温効果を持たなくなります。
特に冬キャンプでは、水滴がテント内に滴り落ちてくるぐらいの結露が発生することも多々あります。
なので、
冬キャンプでダウンシュラフを使う場合には、シュラフカバーが必要になってきます。
ですが、例外もあります。
防水機能が備わったダウンシュラフです。
防水機能を備えたダウンシュラフは、値段が高いのが難点ですが、本格的に冬キャンプに行くようになったら購入することをお勧めします。
おすすめのダウンシュラフ↓
実際に私が使ってる記事は↓
まとめ
シュラフカバーの役割
- 保温機能。
- 防水機能。
シュラフカバーがいらない方
- 化繊のシュラフを使用。
- 冬はキャンプに行かない。
シュラフカバーが必要な方
- 現状のシュラフの保温性アップ。
- 冬にダウンのシュラフを使用。
また、キャンプの初期費用についての記事は↓
以上 最後までお付き合いありがとうございます。