こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。
このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアについて紹介しています。
今回は、
八方池ってどこ?
登山経験なしで行ける?
そんな質問にお答えしていきます。
記事の内容:
- 八方池の基本情報
- 八方池への行き方
- トレッキングの注意点
※筆者の紹介
キャンプ歴2013年~
計100泊以上です
観光スポットとして有名な八方池ですが、車でアクセスできないので「歩くのは無理」と諦めている方も多いのではないでしょうか?
登山の経験も無いし運動不足だから無理だと思っている方でも、準備をしっかりすれば辿り着けるので、諦めずにチャレンジしてみましょう。
それでは、さっそく本題に参ります。
八方池について
詳しい位置は↓
天気が良く風も穏やかな日は池に白馬岳が池に映るので多くの観光客や写真家、登山家で賑わいます。
ゴンドラやリフトを乗り継いで終点の八方池山荘から1時間~1時間半くらい歩く必要があります。
距離約1.5km、標高差約230mの登りです。
普段全く運動しない方だと大変かもしれませんが、1日5000歩のウォーキングを日課にしている70歳の義母と一緒に行きましたが何の問題もなく登れていました。
私が登った時は、保育園くらいの子供たちも頑張って登っていたのが印象的です。
それでは、ルートを紹介していきましょう。
八方池の行き方
八方池山荘へ
まずは八方池山荘を目指します。
八方池山荘へのアクセスはゴンドラやリフトを使う方法や駐車場から歩いて登るなど様々です。
詳しくは八方尾根ルートガイドに載ってますが、私のおすすめルートを2つ紹介していきたいと思います。
一般観光客におすすめルート
登山未経験の方は八法池山荘までリフトを乗り継いで、そこから八方池を目指しましょう。
八方駅(有料の駐車場あり)
↓
ゴンドラリフト「アダム」(8分)
↓
アルペンクワッドリフト(7分)
↓
グラートクワッドリフト(5分)
↓
八方池山荘
八方駅までのアクセスはこちら↓
<価格>(2022年)
駐車場代:600円~1,000円(曜日によって異なる)
リフト利用料金:大人往復3,200円
小児往復2,000円
*リフト・ゴンドラは天候により運休になる場合があるので、運行状況や現地の天気を必ずで確認してから出発しましょう。
家族で乗ろうと思うとリフト利用料金の出費は痛いですが、体力にあまり自信のない方や登山未経験の方、小さなお子さん連れの方はこちらのルートをおすすめします。
登山経験者におすすめ
登山経験者、体力のある方、リフト代を少しでも抑えたい方はこちらのコースがおすすめです。
黒菱駐車場(無料)
↓
黒菱第3ペアリフト(7分)
↓
黒菱平
↓
徒歩(約40分)
↓
八方池山荘
黒菱駐車場までのアクセスはこちら↓
<価格>(2022年)
リフト利用料金:大人往復900円
小児往復540円
*リフト・ゴンドラは天候により運休になる場合があるので、運行状況や現地の天気を必ず確認してから出発しましょう。
黒菱駐車場までの道は狭いので気を付けてください。
黒菱平からは歩いて八方池山荘を目指します。
八方池山荘~八方池
6月~10月くらいまでは途中に1つトイレはあります。
八方池山荘~八方池までのルートは2つあります。
岩がゴロゴロしている少し傾斜のキツイ最短距離を進むルートと、木道が整備されていて距離は有るけど傾斜の緩いルートの2つです。
道はよく整備されているので歩きやすいのですが、雨降りの後で岩や木道が濡れていると大変すべりやすいので注意して下さい。
準備する物
服装
八方池山荘で標高1830mになるので、夏でも日陰に入れば涼しいくらいです。
上着や防寒具は必ず持って行くようにしてください。
運動靴でも問題なく登れますが、ねん挫などのリスクを考えると少しかかとの高いトレッキングシューズの方が安心です。
万が一ねん挫して動けなくなった場合、救助が必要になってしまいます。
しっかり準備して登りましょう!
持ち物
<必須>
- 飲み物
- レインウエア(雨具)
- ザック(リュック)
- 着替え
飲み物
飲み物は真夏であれば最低でも1リットルくらいは持って行くようにしましょう。
レインウェア(雨具)
レインウエアは雨を防ぐだけではなく、急に風が強くなってきたときには防寒具として使用することが出来ます。
ザック(リュック)
登山用のザックでなくても良いので、荷物を背負うことが出来るリュックサックのようなものを用意してください。
着替え
登っていると汗をかくので着替えも準備しておきましょう。
山での汗冷えは低体温症のリスクがあるので注意して下さい。
注意すること
早出・早着
特にゴンドラやリフトを使う場合は、最終の便が決まっているのでその時間までに戻ってこなくてはなりません。
必ず最終のリフトの時間を確認して出発しましょう。
時間的な余裕がないと思わぬ事故やケガに見舞われます。
それに午前中の方がガスが少ないので、良い景色を見れる可能性は高くなります。
天候
標高2000m付近にもなると、天気は刻一刻と変化します。
ついさっきまで晴れていたのに、急に雲がかかったなと思うと雨が降り出したりもよくあります。
天気予報も判断材料の1つですが、絶対ではないので急な雨風にも対応できる準備は必ずしておいてください。
使わないかもしれませんが、準備が大切です。
悪天候が予想される場合は、無理をせずに中止にしましょう。
まとめ
八方池は晴れていると登山道から北アルプスの絶景を眺めながら登ることが出来ます。
ゴンドラ・リフトを乗り継げば歩いて1時間半くらいで辿り着くことができる手軽に登れる場所ではありますが、そこはもう北アルプスの玄関口になります。
服装、レインウエア(雨具)、トレッキングシューズ、持ち物等しっかりとした準備をして計画的に出発してください。
以上 最後までお付き合いありがとうございました。
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