こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。
このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアについて紹介しています。
今回は、
ふもっとっぱらキャンプ場って、「テントの墓場」って言われてるの?
そんな質問にお答えしていきます。
記事の内容:
- ふもとっぱらでの冬キャンプ
- 寒さ対策
- 風対策
<プロフィール>
- キャンプ歴2013年~
- 冬キャンプ & 焚火好き
- テント泊計100泊以上
冬のふもとっぱらは、しっかりと準備もせずに行くような場所ではない事だけは最初にお伝えしておきます。
*最悪の場合、強風でテントが倒壊する恐れがあるので注意しましょう。(☜「テントの墓場」と言われる由縁です)
冬のふもとっぱらは寒さが厳しいことは有名ですが、寒さだけではなく「強風」にも注意が必要なので覚えておいて下さい。
是非、最後まで読んで参考にしてください。
ふもとっぱらキャンプ場
ふもとっぱらキャンプ場ですが、実は標高830mに位置しています。
一般的に100m上昇すると気温は約0.6℃下がるといわれていますが、朝晩の冷え込みは想像以上でした。
こちらがふもとっぱらの月別の平均気温です↓
1月の平均最低気温が-5℃くらいなので-10℃くらいまで下がることも想定しておきましょう。
私のように
まぁ、何とかなるでしょ。
ってな感じで行くのはNGです。
しっかりとした対策をして出発してください。
寒さ対策
暖房器具
*基本的にテント内での火気の使用は禁止されているので自己責任でお願いします。
ちなみに、我が家の暖房器具はトヨトミの石油ストーブ・レインボーで挑みましたが惨敗でした。
テントがピルツ19と大型テントだったのもあって、陽が沈んで冷え込んでくるとストーブの前にいても背中が寒かったです。
ソロ用のテントくらいの大きさであれば大丈夫だったかもしれませんが…。
テントの大きさに合った、暖房出力の大きい暖房器具を持って行きましょう。
この極寒のキャンプを経験した後、我が家が購入したのがコロナの石油ストーブになります。
詳しい記事はこちら↓
寝具
①シュラフ
冬用のマミー型のシュラフを用意しましょう。
我が家は子供たちは冬用のシュラフを用意して、大人は封筒型のシュラフを重ねるスタイルで挑みましたが無謀に程がありました。
特に
封筒型だと首元から冷気が入り込んでくるのがキツいですね。
マミー型とは、頭まで被ることが出来るシュラフの事です。
この経験をもとに購入したシュラフが、ナンガのオーロラ600DX/山渓モデルになります。
ナンガのシュラフについては↓
②湯たんぽ
湯たんぽも無しで行きましたが、
湯たんぽが有るのと無いのとで足元の暖かさが全然違います。
湯たんぽの詳しい記事は↓
③マット
冬のふもとっぱらの強敵が底冷えです。
R値の高いマットを用意しましょう。
R値(R-value)とは、断熱性を表す数値。R値が高いほど冷気が伝わりにくく、断熱性能が高いマットということになります。そしてR値は足し算が可能で、例えば、R値0.5の銀マットと3.0のエアーマットを足して、3.5のマットとして使うこともできます。
しかし、R値が高いマットが用意できなくても重ねて使用することで十分対応できます。
サーマレストの基準では
となっています。
簡単に表すとこんな感じです↓
- R値1~2:夏用
- R値2~4:春夏秋用
- R値4~6:春夏秋冬用
- R値6以上:厳冬期用
あくまで目安ですが、
マット購入時の参考にしてください。
風対策
今でこそ「キャンパーの聖地」と言われているふもとっぱらキャンプ場ですが、私がキャンプを始めた頃にベテランキャンパーさんから聞いた別名は「テントの墓場」でした。
台風並みの風が吹き荒れることも想定しておいて下さい。
風対策で重要なペグですが、ふもとっぱらの地面は全体的に柔らかいので長めのペグを用意しましょう。
私の時は風が穏やかだったので30cmのソリステで問題ありませんでしたが、40cmぐらいの鍛造ペグを用意した方が安全だと思います。
ペグの詳しい使い方は↓
また、テントの耐風性についての記事は↓
まとめ
ここまで記事を読んでくださったキャンパーさんの中には「ふもとっぱらちょっと無理!」とか「そんな過酷ならやめておこうかな」なんて考えてる方もいるかもしれません。
でも、
良い所もいっぱいあるんです。
そうじゃなきゃ、こんなに混まないですよね。
- 近くから見る富士山に感動する。
- 星が綺麗
- キャンパーとしてのレベルが上がる
- キャンプの深みを知る
- スタッフさんがみんな優しい
以上 最後までお付き合いありがとうございました。