こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。
このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアについて紹介していきます。
今回は、
ペグの打ち込みだけど、これで大丈夫?
誰かペグの使い方教えて!
そんな質問にお答えします。
記事の内容:
- ペグの打ち込み方
- ペグの種類について
- ペグハンマーについて
※筆者の紹介
キャンプ歴2013年~
計100泊以上です
キャンプ場で、
そうならないためにも、ペグ打ちの基本をマスターして楽しくキャンプに行けるようにしていきましょう。
それではさっそく参ります。
ペグの使い方
ペグの役割とは
使い方の前にペグの役割についておさらいしておきましょう。
ペグとは、
ペグは打ち込む角度と深さが重要!
おかしな角度で固定していたり、打ち込みが浅かったりするとすぐに抜けてしまいます。
また、ペグを打つのが面倒でガイロープを張らずにテントを放置するのはNGです。
少しの風でテントが倒れてしまう可能性があるので、必ずペグを打ち込んでガイロープを張るようにしましょう。
打ち込む角度
ロープとペグの角度は90度、地面とペグの角度は45度~60度くらいが理想と言われています。
実際にキャンプ場で正確に測るのは難しいので、大体これくらいの角度だと覚えておきましょう。
打ち方のポイント
①ペグに対して真っすぐ打ち込む。
そうすることで、うまく力が伝わるので特別固い地面でなければ案外簡単に打ち込めます。
その際、ペグハンマーはヘッドの部分が重くなっているので、その重さを利用して打ち込むようにしましょう。
体の向きはテントに背中を向けて打ち込むと体勢が楽です。
②2~3センチくらいペグの頭を残す。
全部打ち込むと撤収の時にペグを抜くのが大変なので要注意!
ガイロープのテンション
ピンピンにガイロープを張った状態でペグ打ちしてる方をたまに見かけますが、大変ですのでガイロープの張り具合は自在金具で最後に調整します。
ガイロープが緩んだ状態では、風が吹いたときに危ないので”ピン”とテンションがかかるようにしてください。
ガイロープの使い方の記事は↓
ペグの種類について
ペグの長さ・材質・形状
長さ
20cmくらいから長いものだと50㎝を超えるものまで販売していますが、30cmくらいをおすすめします。
正直、
20㎝はタープが風に煽られて抜けたことがあります。
*ペグが抜けて飛んでいくと非常に危険なので気を付けてください。
材質と形状
ペグの材質は鍛造、スチール、アルミ、プラスチック、チタン等様々です。
形状もピンペグ、ネイルペグ、V字ペグ、サンドペグ等こちらもたくさんの種類があります。
一般的によく使われているピンペグ、鍛造ペグ、プラペグについて解説していきます。
ピンペグ スチール
よくテントに付属されているペグですね。
曲がりやすいイメージのピンペグですが、径の太い商品であれば問題なく使えます。
径は5mm以上は欲しいですね
上の写真は、ピルツ19を購入した時の付属のペグですが非常に優秀なのでテント本体の固定用に使用しています。
風のない穏やかな日であれば、ガイロープの固定に使用しても大丈夫です。
鍛造ペグ
写真はスノーピークのソリッドステークですが、村の鍛冶屋のエリッゼステーク等その他のメーカーからも鍛造ペグは販売されています。
鍛造とは、金属を叩いて圧力を加えることで強度を高め、目的の形状に成形する技術です。この叩く作業を「鍛える」というので、「鍛えて造る」ことからこの製造法を「鍛造」と呼ぶようになりました。
鍛造ペグの特徴としては、
①耐久性が高く苦手な地質が少ないのでオールマイティに使用できる。
他のペグでは曲がってしまうような固い地面でも問題なく入っていきます。
②価格が高い、重いのが難点です。
複数本購入することになるので、総額は結構高いです。
キャンプ場に置き忘れたりしないように注意しましょう。
プラペグ T字
プラスチック製のペグになります。
浜辺サイト等での使用をお勧めします。
プラスチックなので、固い地面に打ち込むと壊れやすいです。
ペグハンマーについて
ペグを打ち込む時のハンマーですが、打ち込み側と反対の赤丸部分はちょっと変わった形をしていますよね。
メーカーによっても形状は違いますが、用途としてはペグを引き抜く時に、ペグのヘッド部分にハンマーの赤丸部分を引っかけて使います。
ペグを家に忘れてしまったら
管理棟に相談する
もしも、ペグを忘れてしまったら近くのお店に買いに行く前に、管理棟の売店を確認してみましょう。
案外、置いてあったりします。
木や岩を使う
小型・中型のてんとなら岩にロープを巻き付けておけば固定できます。
山小屋のテント場では当たり前の風景なんですよね。
大きな岩が必要になるので持ち運びには注意してください。
まとめ
- ペグの打ち込みで気を付けるのはペグの角度とペグに対して真っすぐ打ち込むこと。
- ペグ購入時に迷ったらソリステの30cm。
- ペグを家に忘れても慌てずに、現地にあるもので対応可能。
キャンプギアの準備がまだの方は↓
以上 最後までお付き合いありがとうございました。