こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。
このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアについて紹介しています。
今回は、
ダウンシュラフってどうやって保管するの?
収納袋に放置で大丈夫?
そんな質問にお答えしていきます。
記事の内容:
- ダウンシュラフの保管方法
- キャンプ場ですること
- メンテナンスについて
<プロフィール>
- キャンプ歴2013年~
- 冬キャンプ & 焚火好き
- テント泊計100泊以上
ダウンシュラフの保管方法について紹介していきますが、まずは結論から。
ダウンシュラフは収納袋から取り出して、ハンガー等に掛けて吊るして保管しましょう。
そうすることで、従来の保温力を維持して長く使うことができるようになります。
また、メンテナンス(洗濯)方法についても紹介してありますので、ぜひ最後まで読んでいって下さい。
それでは、早速本題に参ります。
収納袋での保管はNG
まさか、ダウンシュラフを写真のような状態で保管してませんよね?
結構みんなそのままな気がするんだけど…。
ダメなの?
品質を長持ちさせたいなら収納袋での保管はNGです。
収納袋での保管がダメな理由は、
長期間ダウンを圧縮した状態にしておくと、袋から出しても中のダウンがふわふわの状態に戻らなくて保温力の低下を招いてしまうからです。
自宅での保管方法
吊るして保管
自宅で保管する時は、ハンガーなどに吊るして直接日光の当たらない風通しの良い場所で保管するのが良いでしょう。
ダウンは湿度を嫌うため湿気の多い場所は避けてください。
そうすることで、ダウンの劣化による保温力の低下を防ぐことが出来ます。
知らないキャンパーさんも多いみたいですね↓
ストレージバッグを使う
もし、ご自宅でシュラフを吊るしておくようなスペースの確保が難しい場合は、ストレージバッグを使いましょう。
モンベルは最初からストレージバックが付属されているタイプもあるみたいですが、基本的には自分で追加購入しないといけません。
純正品は値段が構高いので、
100均の洗濯ネットを使われている方多いです↓
定期的(1か月~2ヵ月くらい)に天気の良い日を選んで、袋から出して風通しのいい日陰で干してあげましょう。
そうすることで、使用した時に「ふかふか状態」のシュラフを堪能することが出来ます。
キャンプ場でやる事
テント設営後
テントの設営が終わって一息ついたら、収納袋からシュラフを取り出して広げた状態でテント内に置いておきましょう。
寝る直前で収納袋から取り出すと、ペチャンコの状態でシュラフに入る事になってしまいます。
そうなると、
本来の保温力からは程遠い状態での使用となってしまうので注意が必要ですね。
朝起きたら
キャンプ場で朝起きたら、撤収までの時間でいいのでシュラフを陰干ししておきましょう。
テントの結露や就寝中の汗等でダウンが湿っている状態なので、出来るだけ乾燥させてから持ち帰ります。
現地で完全に乾かすのは難しいので、自宅で時間をかけてゆっくり乾燥させればOKです。
メンテナンスについて
シュラフを使用した時の皮脂汚れ等は、保温力の低下に繋がっていきます。
なので、
シュラフは30泊~50泊を目安に洗濯してあげましょう。
ダウンと化繊で洗濯方法が違ってくるのはもちろんですが、メーカーによって推奨されている洗濯方法も異なるので注意して下さい。
シュラフ3大メーカーと言われる3社(ナンガ、イスカ、モンベル)が推奨する洗濯方法を紹介しておきます。
ナンガ
【公式サイト】での確認はこちら。
- 洗濯機で、家庭用の中性洗剤(エマール)を使って洗う。
- 大判タオル等と一緒に洗濯することで生地へのダメージを減らす。
イスカ
【公式サイト】での確認はこちら。
- 洗濯機や乾燥機を使用せずに、中性洗剤を薄く溶かしての手洗い(押し洗い)を推奨しています。
- クリーニングに出す場合は、信頼できる業者を選ぶように注意する。
モンベル
【公式サイト】での確認はこちら。
- ダウン製品専用の洗剤を利用するように記載されています。
- 手洗い(押し洗い)を推奨。
まとめ
<ダウンシュラフの保管方法>
- シュラフを袋からだして、ハンガーなどに掛けて吊るしておくのが基本。
- 袋で保管する場合は、ストレージバック等の大きなサイズの袋を用意する。
- 30泊~50泊を基準に、汚れ等が目立ってきたら洗濯をする。
ダウンシュラフ(特に冬用)は使用期間が限定されており、使用期間よりも保管期間の方が長くなってしまうものです。
なので、ダウンの保温力を維持して長く使用する為には保管方法はすごく大切になります。
知らなかった方はぜひ実践してください。
また、ナンガのシュラフについての記事は↓
以上 最後までお付き合い頂きありがとうございました。
コメント