こんにちは、たじたじ(@tajitaji110)です。
このブログでは、キャンプを中心としたアウトドアに役立つノウハウや、ギアについて紹介しています。
今回は、
キャンプ場では、野生動物に遭遇したりするの?
何か対策があれば教えて欲しい!
そんな質問にお答えしていきます。
記事の内容:
- 野生動物への対策/対応
- 私がキャンプで目撃した野生動物
- その他の野生動物
<プロフィール>
- キャンプ歴2013年~
- 冬キャンプ & 焚火好き
- テント泊計100泊以上
結論から先にお伝えしておくと、
キャンプ場で野生動物と遭遇することはあります。
キャンプ場は、緑に囲まれた自然豊かな場所につくられている事が多く、そこは野生動物たちのテリトリーです。
人間が管理する土地でも、全ての野生動物の管理までは出来ないのが現実なので、自己防衛していくように努めましょう。
キャンプ場での野生動物について、気を付けるべきポイントは2つです。
- 引き寄せない
- 遭遇しても騒がない
基本的なことですが、とても大切なので覚えておきましょう。
それでは詳しく解説していきます。
野生動物への対策と対応
対策/引き寄せない
ゴミや食料をテントサイトに放置しないように気を付けましょう。
ゴミや食料を放置しておくと、空腹で食料を探している野生動物が臭いにつられて寄ってきてしまうので、密封した状態で車の中などで管理してください。
また、
野生動物は学習能力も高いので注意が必要です。
車で管理できない場合は、キャンプ場のゴミ捨て場を利用するか、クラ―ボックス等の気密性の高い入れ物で管理しましょう。
対応/遭遇しても騒がない
ばったり遭遇しても必要以上に騒がないように気を付けましょう。
野生動物は、基本的に臆病な生き物が多いので、こちらが騒いだり慌てたりすると、過剰に反応してして向かってくる場合があるので非常に危険です。
落ち着いて、静かにその場を立ち去るようにしてください。
実際に目撃した野生動物
野犬
市営の公園内にあるキャンプ場で野犬を数回目撃したことがあります。
早朝のコーヒータイム中に、静かなキャンプ場を野犬が2匹横切っていきました。
2匹ともずっと私の方を見つめながら山奥へと消えて行ったのです。
それから何度か遭遇しているので、
早朝の静かなキャンプ場でエサを探しているのでしょう。
鹿
早朝、キャンプ場の散策コースを散歩している時に鹿を目撃しています。
お互い目が合って一瞬立ち止まり、私がそのまま歩いて行くと反転して逃げていきました。
基本的に鹿は臆病なので、物音で逃げていきます。
ですが、発情期の雄や逃げ場がなくなると、突進してくることもあるので、静かにその場を立ち去りましょう。
猿
昼間に、キャンプ場の炊事場で洗い物をしていると、森の中の木が1本大きく揺れていたのです。
よく見ると猿が木を大きく揺らしており、その周りにも数匹確認。
囲まれたらどうしよう。
そんなことを考えると怖かったですが、無視して洗い物を続けていると、いつの間にか居なくなっていました。
また、猿は集団行動をするので、1匹見つけたら周りもよく確認するようにしましょう。
群れの規模は10数頭から100頭超までさまざまですが、その規模は分派行動(群れの分裂)や生息域の環境などにも左右され、おもに40から50頭前後の群れが多いといわれています。
引用元:ニホンザルの生態と被害対策について | 高知県庁ホームページ (kochi.lg.jp)
その他の野生動物
熊
私の中で1番遭遇したくない野生動物です。
熊も基本的には臆病な生き物なので、静かに背中を見せずに立ち去るのが良いとされています。
詳しくは、環境省のマニュアル「クマ類に遭遇した際にとるべき行動」を参考にしてください。
オートキャンプで熊を見かけたことは有りませんが、北アルプスの涸沢カールにあるキャンプ地で野生の熊を目撃してます。
その時はスタッフさんがロケット花火で追い払ってくれていました。
狐
狐で気を付けないといけないのが、エキノコックス症です。
エキノコックス症とは、
エキノコックスと呼ばれる寄生虫の卵が、ヒトの口から体内に入り、幼虫となって肝臓などに寄生し、肝機能障害などを起こす病気です。
引用元: エキノコックス症/札幌市 (city.sapporo.jp)
エキノコックスに感染した狐の糞に触れたりすることで、感染することがあるので注意しましょう。
長い潜伏期間を経て発症する怖い病気です。
まとめ
キャンプ場では、
- 野生動物を引き寄せない
- 野生動物に遭遇しても大騒ぎをしない
この2つの基本を守って行動するようにしていきましょう。
また、虫嫌いの方は下記の記事もご覧ください。
以上 最後までお付き合いありがとうございました。